ドアノックフィールず

花鳥風月つれづれ日記

幻のヤマセミ

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くもり時々雨/わたすは自分が鳥を見るのも好きだけど、他の人が見た目撃談を聞くのも大好きだ。これまたバードウオッチングを始めて間もない頃、福岡県に住む義姉さんが私の図鑑を見て「これよ。この鳥よ。」と指をさした。ヤマセミでござる。わたすはまだ一度も見たことがない。義姉さんがこの鳥をどうして知っているのかと言うと、義姉さんの家の近所の用水路でしきりにダイビングをしていた鳥がどうもヤマセミらしい。一ヶ月近く滞在していたのですって。ヤマセミは上流にいるような鳥で警戒心が強いと思っていたけど、弱っていたようで近所の小学生が捕まえてペットボトルに入れて持ち帰ったらしい。その様子を見ていた義姉さんはかわいそうやから逃がしてやらんねと言ったらしいけど、その鳥を飼うのだと嬉しそうに持ち帰ったらしい。そしてすぐに家の人に怒られて泣く泣くまたその用水路に放したらしい。ペットボトルに入れられたヤマセミらしき鳥もかわいそうでござるな。大きな目をキョロキョロさせておどおどしていたらしい。子供にとってはすごい思い出になるだろうな。田畑が広がり自然が豊かな町だけども、どうしてそこまで降りて来たのか謎でござる。
私が会いたかったわ。